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LIBERALISM [daily diary]

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今日『日本が嫌いな日本人へ』(呉善花、1998年)という本を図書館で借りてきました。まだちゃんと読めていないのですが、前書きと目次とあとがきを読んで分かった筆者の主張をまとめると、1998年時点で不況にあった日本では、アメリカのような資本主義の延長にある西洋モデルではなく、「日本独自のモデル」を目指していくことが必要だということです。筆者は前書きで『西洋近代化の究極の姿を示すアメリカンスタンダードは、現実を主体と客体に分離し、その「主体の自由」を徹底させたリベラリズム』と表現しており、「個」ではなく「和」を大切にする日本人の特性からも、そうした究極のリベラリズムではない新たな「日本モデル」を目指すことが、日本や日本人の明るい未来につながる、という主張をしています。(すごく簡単にまとめたので、抽象的でごめんなさい!)

これを読んでいて、私はとても切なくなりました。本の発行から10年以上経った、今の日本を見てみてみましょう。筆者の願いとは裏腹に、小泉氏が進めたリベラリズムのおかげで貧富の差は広がるばかり。勝ち組や負け組という言葉がうまれ、一億中間層社会は超格差社会になりました。人生は宝くじとでも言わざるを得ないような、お金のある人とない人に与えられる機会の差は広がりました。まるきり、リベラリズムの道を突っ走ってしまいました。

読んでいてお分かりだと思いますが、私はこうした機会の平等が与えられない社会の構造に否定的です。小泉さんの改革に対する批判もよく口にしますが、なんと先日驚いたことには、仲の良い友人にこの話をしたところ、友人は小泉改革賛成派だったのです。

賛成の理由を聞くと、「何もしない政治家たちより、行動を起こした小泉さんがよっぽどマシ」という意見でした。改革への社会の影響という視点から見たら、「そんな理由は理由じゃない!」と言いたくなるような理由でしたが、日本では政治の話が白熱しすぎると友情も壊しかねないので、何も言えませんでした。(これについて、詳しくは書きませんが、日本人がディベートの技術を身につけていないことが原因だと思います。話し相手の意見と人格を混合してしまい、「あんなこと言ってるからあいつは嫌なやつだ。」と思ってしまうからです。)

世の中にはいろいろな人がいるので、いろいろな意見があるのは当たり前です。民主主義の下では、「個人」ではなく、「社会を構成する人々全員」が恩恵を享受するためにはどうしたらいいかを考えることが重要です。資本主義やリベラリズム、小泉改革がそれを実現すると信じた人や信じている人がいるのは、事実として受け止めたいと思います。ただ「社会を構成する人々全員が人生を楽しくまっとうできるか」という質問に対し、「将来に対する安心感」や「機会に対する平等なアクセス」を切り口に答えを出すとしたら、1998年以降の日本の社会はそれから到底かけ離れてしまったと言わざるを得ません。

「それでもいいじゃん」と思う人がいても、個人の自由なので仕方がありません。でも、そうした方たちに紹介したい言葉に、「Noblesse oblige」というものがあります。

高等教育を受ける機会に恵まれ、正社員として働く機会を得られたみなさんは、たとえ務める企業の規模の大小はあるとしても、自分は社会における「エリート層」にいるということを自覚してください。そしてそうした社会の上の層にいる人々が、さまざまな理由で(もちろん社会制度の在り方の犠牲者という理由でも)そうした層にたどり着くことができない人たちのことを考える感受性を持たなければいけません。そしてそこから、私たちがそうした人々に対して負っている責任を自覚し、行動していかなければいけません。これは、私たちの義務ではないでしょうか。私たちは、自分と、自分の周りの人たちだけの幸せを優先し、そのほかの社会の構成員を、見て見ぬふりをしていないでしょうか。

そうしたことを考えもしない、という人は、全体の2割くらいいると思いますが、そうした方々には、私も何も言えません。でも、そうした感受性を持ちながらも行動に移せていない人は、自分にできることが必ずあると信じて行動してほしいと思います。私も、行動したいと思います。

多文化共生か、住み分けか [daily diary]

学校ではスウェーデン人と一緒に授業を受けていますが、週に2回「第二外国語としてのスウェーデン語」(Swedish as second language)というスウェーデン語の授業も受けていて、そこには移民としてスウェーデンに住んでいるクラスメイトが7人ほどいます。アジアから来たのは私一人、ハンガリーからきた男の子が一人、あとはアフリカ系の女の子(イスラム教徒)がほとんどです。

みんなと仲良くなろうーと思って意気揚々としていた私ですが、イスラム教徒の女の子たち(イスラム教徒の人がすべてこう、というわけでは決してありません。)となかなか打ち解けられず困っていました。打ち解けられない、というのは挨拶をしても目も合わせてくれなかったり、笑顔で話しかけてもずっと無表情だったり、質問をしても「え?(va?)」と険しい表情で返されたりすることが続いたので、だんだん私もションボリして口数が少なくなり、
「私嫌われてるのかしら・・。」と落ち込み気味に。クラスがある日はなんとなく気持ちが沈むこともしばしば。

「なぜフレンドリーに接してくれないのか・・」とあの手この手で試しても分からないので、(いつも通り)ホストファミリーに相談してみました。するとややビックリする答えが返ってきました。

パパ「スウェーデンにきている移民の中には、自分たちの宗教や文化が一番だと思って、その他のものを受け入
れようとしない人たちもいるんだよ。」
私 「そういう人たちとはどうしたら仲良くなれるの?」
パパ「向こうが仲良くしようとしてこないなら、Miaも無理に仲良くなろうとする必要はないし、フレンドリーに接しよ
うとしなくてもいいんだよ。」

えー、それは多文化共生じゃないんじゃ・・。スウェーデンでは移民に対しての社会サービスも充実していますし、制度は日本と比べるとよく整っていると感じますが、スウェーデン人⇔移民の文化的・精神的交流は、必ずしもあるとは言い切れません。お互いに対するよくない噂(ex.あの地区は移民が多いから、どうこう)もよく耳にします。たしか制度が整っていても人的交流がない状態は、「共生」ではなく「住み分け」だと大学の授業で習いましたが、この状態はまさに住み分けです。

私は自分が日本人だからか(それとも私自身遠慮しがちだからか)、どこか「郷に入っては郷に従え」と思うところがあって、こちらで暮らしていて「日本と違うな」と思ってもチャレンジしたり受け入れようとしたりすることがほとんどなのですが、先述のクラスメイト達は必ずしもスウェーデンのやり方に従うことはなく、自分の文化・価値観をどんどん前面にだしてきます。授業もややカオス状態です。私はそれさえも「これが彼女たちの文化なんだ。受け入れなきゃ、受け入れなきゃ・・」と思って気が張っていましたが、ホストファミリーによると「そんなことはしなくていいよ」「フレンドリーに接すればフレンドリーに返ってくる、と思っている私の(文化)価値観が、どの文化(価値観)にも通用するわけではないから、努力しなくていい」とのことです。 すごく割り切っている・・!

話し合えばきっと世界中の誰とでも分かりあえる・・と思っていた私ですが、そもそも相手が「正しい」「心地よい」「こうありたい」と思っていることが自分のものと違えばいくら話し合っても2つの文化は交わることなく、妥協点を見つけて結局は「住み分け」の状態になるのかな、という気がしてきました。理想的な多文化共生の形とはどういった状態なんだろう。スウェーデンでいろんな経験をしつつ、参与観察的に多文化共生について考えていきたいと思います。


近況報告、スウェーデンのリサイクル [daily diary]

ただ今、日本は朝の6時過ぎ、スウェーデンは夜の23時過ぎです!
今日はすこし疲れて頭が回らないので日本語で・・。なぜ疲れたのかと言うと、今朝ジョギングをしようと、出発前にホストファザーに教えてもらった新しい道を走っていたら迷子になったため。道の名前を覚えていなかったので、小さい分かれ道を勘で走っていたらすっかり迷ってしまった。。20分くらい歩き回り、途方にくれてグスンとなったときに犬の散歩をしているおばちゃんを発見!必死で追いかけて道を聞き、20分の予定だったジョギングが1時間もかかったのだった。(帰ってきたらホストファミリーは「迷子になったと思ってたよ!」と言っていた、うぅ。)

この街に来るのは4回目なのに、日本にいる時から出無精なので街をほとんど探検していない。今回の滞在ではもうちょっと出かけてみようかなぁ。とりあえず近々遠くに住むおばあちゃん(パパのママ)の家に一人で行くことになった。夏休みの小学生みたい・・。

さて、デポジットのシステムが整っているスウェーデンでは、ペットボトルと空き缶はスーパーにある機械で引き取ってもらえるのだけど、今日はホストファザーと一緒に溜まったペットボトル&空き缶を返しにいった。

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(1個ずつ機械にいれていく)
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(入れるたびにモニター上で値段が加算されていく)

ちなみに値段は以下の通り。
1クローナ(約13円)/ペットボトル
50ウーレ (約6.5円)/缶

デポジットなので飲み物を買う時にすでに加算されているお金を、容器を返したら戻してもらえるという仕組み。日本でもペットボトルの回収はスーパーなどでしていますが、ほとんどデポジットではないですよね。
そして
私「この仕組みはいつからあるの?」
ホストファザー「ずっと昔だよ、僕が子どもの頃からあったよ。」
と言っていた。40年以上前にはもう始まっていたのか。

一番の発見は、ペットボトル&空き缶を入れ終わったあとに押すボタンに2つの選択肢があったこと。1つは普通の清算ボタン、もうひとつは「貧しい国の家族に、援助を」ボタン。
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("あなたのデポジットを通して、貧しい国の家族に援助をしませんか?その場合ここを押してください。"と書いてある。)

デポジットで得たお金をそのまま援助に回す仕組みらしい。援助を担っている非営利組織の名前も書いていました。what a good system!

幸せなランチ、頼れるお姉さんたち [daily diary]

留学が間近にせまりいろいろな人が壮行会を開いてくれたり、ご飯に誘ってくれるこの頃。(ありがとうございます!!)昨日も活動しているNPOの事務所が入っているビルを所有している広告代理店の方に、ランチをごちそうしていただきました。

一緒にランチをしたのはお姉さんのようによく話を聞いてもらっているHさんという若い女性と、そのボス(こちらも女性)Oさんで、食べに行ったのはスペイン料理のお店。

まずサラダと・・
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(私の唯一嫌いな食材キュウリが入っていたけど、おいしかった。)

じゃがいもの冷静スープと・・
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(夏にいいですね。)

メインはチキン。
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(ちょっとアップで撮りすぎた。)

最後にはデザートとコーヒーもあって、幸せなランチでした!
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(ちょっと飲んだ後に写真を撮ってないことに気づいた・・)

Hさんは小さいお子さんがいるのだけれど、まだ若くていつもおしゃれでハキハキしていてとても素敵な女性。ボスのOさんも普段からバリバリ仕事をこなすキャリアウーマン。昨日はもっぱら私の恋愛に関する話をして、いろいろアドバイスをもらった。

結論から言えば、相手といるときに「自分らしくいられるかどうか」と「相手のことを大事にしたいと思えるかどうか」が大事なんだって。そして「焦って答えを出さずに、ゆっくり自分なりの答えが見つかるまで考えなさい。」と言われた。

やっぱり年上のお姉さんたちのアドバイスは為になるなー。経験から話してくれるので、私よりもずっとたくさんの男性と接してきた女性からの「男はこういうものだ!」的アドバイスは具体的で説得力があります!結局決めるのは自分自身ですが、大分スッキリしました◎

私は男兄弟しかいないので中学生くらいまで本当に妹が欲しくて仕方なかったのだけど(母に“もうあきらめなさい・・”と言われてあきらめた)、その一番の理由は普段からこういう相談をできる存在が欲しかったからなのだった。早くお兄ちゃんか弟が結婚して姉妹ができないかなー。先は長そうだな・・。


ドライバーライセンス(国際版)、警察音楽隊 [daily diary]

先日約4週間の夏期休暇を終えたホストファミリーと久々に連絡が取れて、「もうすぐ会えるねー」という話をしていたら「スウェーデンで僕たちの車を運転させてあげるから、日本にいる間にインターナショナルな車の免許の手続きをしておいで!」と言われた。へー、そんなことができるんだ!スウェーデンは右側通行の国なので、てっきり現地で講習か何かを受けなければいけないと思っていたのだけれど、日本で発行する証明書があればOKらしい。

そこで今日早速、取得してきました!
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(International Driving Permit)

中を開けるとこんな感じです。
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(有効期限は、今日から1年間らしい)

この“国際運転免許証”に必要な写真は大きさがちょっと特殊(5cm×4cm)で、普通のスピード写真では撮れなかったので、(運転免許試験)会場近くの写真屋さんで撮影した。

私 「あのー、ちょっと大きさが特殊なんですけど・・」
写真屋のおじさん 「あー、はいはい。国際免許ね!」
と、何も説明していないのに分かってしまうおじさんのプロっぽさにちょっと感動。写真を撮って待っているあいだ話をしていて、「へー、一人で海外に行くの?お姉ちゃん、顔に似あわず度胸あるね!」と言われる。そんなに度胸のなさそうな顔なのかしら・・

ちょうどお昼頃に行ったのだけど、今日は運よく大阪府警の吹奏楽団(正式名称は不明・・)の演奏会もやっていたので、待ち時間に聴き入る。
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(ジャズが素敵でした!)

この吹奏楽団はイベント等で演奏しながら飲酒運転撲滅キャンペーンなどの告知もしているらしい。関心を引き付けるためのものなのね。みんなすごく上手だったけれど、キャンペーン用の演奏ということは通常の仕事時間に練習しているのだろうか。そして選抜もあるのかな。

現地からまた右側通行の運転様子をレポートします!

量<質の人間関係 [daily diary]

スウェーデン出発まであと1週間!準備は遅々として、でもなんとか間に合いそうな感じで進んでいます!

最近は友達に会うたび「留学前に会うのはこれが最後かも」と思い別れを名残惜しんでいるのだけど、相手の反応はけっこうサッパリしている・・・。

私 「行く前にご飯でも一緒に食べようよー」
友達 「うーん、でもお盆で実家帰るし時間ないわー」
のように。

だいたい言われるのは「5か月で帰ってくるんでしょ?すぐじゃん!」という意見。たしかに。ぐずぐずした天気の夏が終わって、夏休みが終わって、大学に行く通りのイチョウ並木(←私のお気に入り)がきれいだなぁと思っているうちにクリスマスになって、年が明けたらもう帰ってくるもんね。

先日は活動しているNPOのメンバーが「別れても生きている限りいつかまた会えるから、お別れは悲しいものではないよー」と言っていた。たしかに。でも「もう二度と会えないかもしれない」と思うから悲しいのではなくて、「今までは日々会えていたのになかなか会えなくなる」から寂しいんだよね。

人生80年~90年だとしたら、私に残っているのはあと57年~67年くらいなので、できればそのできるだけ多くの時間を大切なひとたちと一緒に過ごしたい、そのためには毎日でも会えるほうがいい!とこれまでは思っていたのだけど、最近いろいろな人の話を聞くうちにそういう考えの人は少ないことが分かってきた。そしてそういう人たちは、「自分の時間を大切にしながら、大切な人との時間も楽しんでいる」らしい。大切なのは会っている時間の多さじゃなくて、会っている時間の過ごし方っていうことなのかな。

確かに友達でも家族でも、恋人でも四六時中顔を合わせているとコンフリクトが生まれるのかも。と、いうよりこれまでの経験から生まれてきたな・・。身近で具体的な例でいうと、私は大学に入って大阪で一人暮らしをしているけれど、離れて暮らしてからの方が実家の家族との仲が良好。(帰省すると大体ケンカして、ギクシャクしてしまいます・・)

私はいつも誰とでも「対話重視」、「互いの価値観の共有重視」の接し方をしてきたので、たくさん話をして相手のことをよく理解したいし、自分のこともよく理解してほしいと思っていたのだけど、それは毎日のように会って話し合いを重ねなくてもできることかもしれないです。

でもさみしいからやっぱり会いたくなるんですよねー。20年来付き合ってきたさみしがりやな性格が良い方向へ矯正されるか、実験&実践してみたいと思います。できる、できる!(←思いこみから始まる!)

ブログ名変更、輝くおばあちゃん達 [daily diary]

今日は留学準備を進めました!
(今日やったこと)
・留学中分のコンタクトレンズの受取り
・旅行代理店へのVISA提出
・図書館の本の返却

5か月間部屋を出るための準備も着々と進行中で、キッチンの掃除は完了!あとはこの10日間で食品を消費するのみ。うまく消費できるかなぁ、最後の日はお盆だけれど、食材消費パーティでも開こうかな。金曜日までにダイニングとリビングの掃除も終える予定。

そしてブログのタイトルを「Miaのスウェーデン日記」に一時的に変更しました!(いろいろ考えたけどこれしか思いつかなくて・・)忙しくてあまり更新できないかもしれないのだけれど、できるだけ向こうでの生活をレポートしたいと思っています。
滞在中はブログをスウェーデン語で書こうかなと思ったのだけど、日本にいるお友達に読んでもらえないとさみしいので、日本語で書く予定。英語でもいいかなぁ。


ところで、今は大学を休学中で時間があるのと、スウェーデンに行く前に体力をつけておこうと思い、7月からプールに通っている。通っているといってもレッスンを受けているのではなく、泳ぎ放題のカードを購入して好きな時に好きなだけ泳いでいて、ペースは週4回くらい。

泳ぎ放題のコースの横では大体水泳のレッスンをしているのだけれど、生徒はおばあちゃんたちが多い。そしてこのスイミングスクールでレッスンをしているコーチ達はなぜかみんな若い男性で、なぜかカッコいい人ばかり。「こんなコーチに教えられたらみんな嬉しいだろうなー」と思って横目で観察していたら、おばあちゃんたちは確かにキャッキャッとはしゃいで、いつもとても楽しそう。コーチもおばあちゃんたちをたくさん誉めながら指導するので、ますます嬉しいのだと思う。

おばあちゃんになると、旦那さんも普段から自分のことを あまり誉めてくれなくなるのかなー。以前見たテレビ番組(情熱大陸)でも言っていたけれど、「何歳になっても“かわいい”と言われてうれしくない女性はいない」と思う。自分の奥さんをきちんと誉められるおじいちゃんは、素敵ですよね。
うちの父は絶対言わなさそうだけど・・


感謝、感謝 [daily diary]

今日の留学準備状況(できたこと)・・
大家さんへのあいさつを済ませました!

5ヶ月間という中途半端な期間の留学なので「一度アパートを出ようか、どうしようか・・」と悩んでいたら、大家さんのご配慮で、留守中は超低額で荷物を置いたまま部屋をkeepできることになった。うちの大家さんは稀に見る優しいご夫婦で、いつも庭になっている果物をくれたり、ゴ○ブリが嫌いな私のためにゴ○ブリホイホイを差し入れたりしてくれる。特に果物をくれるときは

私 「(いっぱいもらった後で)いつもすみません、ありがとうございます!」
大家さん 「どうせお礼を言うならもっと持っていきなさい~」
といつも1人ではとても食べきれないくらいどっさりくれる。(おかげでジャムづくりが趣味になりつつあるこの頃。)

私は自分でもビックリするくらいワガママなのに、周りにはこんなに優しい人達がたくさんいてくれて、応援してくれて、そのことにもけっこうビックリ。本当に幸せ、感謝感謝です。実家の母に大家さんのご厚意について報告すると「よかったね、あなたに人徳があるからじゃない」と言っていたけれど、他人に誠実に接っしようとする姿勢は両親、特に母を見ていて身に付いたと思う。ありがとうお父さん、ありがとうお母さん!

そんな両親は、特に父が、ここ最近病気がちで家で療養中。まだ何も親孝行をしていない私なので、大学を卒業するまで元気でいてくれることを祈りつつ、やるべきことを頑張ります。
いつか、私の第二の故郷 スウェーデンにも連れて行かなきゃ。

カプチョ三昧 [daily diary]

昨日の留学準備の状況は・・

・旅行会社へのVISAの提出 
 →時間がつくれず、できなかった・・今日行きます!
・コンタクトレンズの予約
 →できた!金曜日に取りに行く予定。
・大家さんと留守中のことに関する打ち合わせ(の準備)
 →菓子折りを購入して挨拶に行ったら留守だったので、今日か明日にまた行ってみます。

もうひとつの「持っていくものリストアップ」の予定は、いざ書いてみると持っていくものはほとんどなくて、必要最低限のものだけで身軽に渡瑞しようかなと計画中。そしていつもは日本で使っている化粧品などを滞在期間分大量に買っていき、無くなれば母に頼んで日本から送ってもらったりしていたのだけど、将来スウェーデンで暮らすかもしれないことを考え、今回は現地で肌に合うものを物色することにした。ホストマザーにいろいろ聞いてみよう。化粧品以外にも今回の滞在では今まで以上にスウェーデン人と同じものを買ったり使ったりして、現地に馴染みたいな。

昨夜は活動しているNPOのメンバーの女性と晩ご飯を食べた。
こちらはデザートのオレンジアイス。
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(食べるのに夢中で料理の写真は撮り忘れました・・)

カプリチョーザに行ったのだけれど、先月からの私のカプリチョーザ利用率は高い。NPOのミーティング、プチデート、バイト先の上司とのメンタリング、そして昨日で1.5回/1週間のペースで行っている。(そして大体ご馳走になっている、ありがとうございます!)今はイタリアのどこかの地方の料理を出すキャンペーン中らしく、メニューを持ってくるときに店員さんが1分間くらい長ーい説明をしてくれるのだけど、それももう覚えてしまったくらい。
食事をするときは静かで落ち着いたところで、相手の話に集中できるところがいいので、ついついカプチョを選んでしまいます。おいしいですしね!

ちなみに昨日一緒に食事をしたメンバーは旦那さんが研究者でいま海外に出張に行っているのだけど、久々の一人暮らしを満喫しているらしい。最近はおしゃれにも磨きをかけているそうで、「キレイになる秘訣は“彼氏(や旦那さん)以外の男の人の目を気にすること”だって友近も言っていたよ」という話をしていた。そうなのかー、心にとめておきます・・。

留学まであと13日。今日は午前中いっぱい大学で卒論用の文献を読んで、夕方からはアルバイトなので思いきった留学準備はできなさそう。明日も同じようなものなので、次回は木曜日かな。卒論用の文献は関心のあるテーマについて書いている教授を2人見つけたので、今日はその2人の文献をたくさん読んでみる予定です!


親友の話、留学の準備 [daily diary]

1日(金)から週末いっぱい、高校時代の友達のTくんが大阪に遊びにきました!

Tくんは私が高校生のとき、1年間の留学から帰ってきて高校3年生の時期を一緒に過ごしたお友達。
クラスは違ったけれど、気が合うのでよくおしゃべりしたり、受験勉強をしたりしていた。

丸一日使えた土曜日は、京都を観光。清水寺に行き、趣のある雰囲気に癒されて私もTくんもかなりリフレッシュ。
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(中央:外国人観光客とともに景色を眺めるTくん)

お寺の中には縁結びの神が祀られている、という恋愛成就専門のコーナー(?)もあり・・・
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「わぁーやろう!やろう!」と言って引いた「恋愛おみくじ」は2人とも大吉で、子どものように叫ぶ私たち。側にいた高校生たちがビックリしていた。

日曜日の今日も夕方まで時間があったので、大阪の中心に行って買い物をしたりカフェをしたりした。ちなみに買い物をしていたのはほとんど私・・付き合わせてごめんねー。

Tくんは高校生のときから変わらず、誠実でよく気の利く優しい子。そうした良さを分かって支えてくれる人が早く現われて、Tくんにもっと精神的に自由になってほしいなと願うばかり。
がんばれTくん、遠くから見守っています!


そして気がつけば留学までのカウントダウンも残り少なくなってきた。出発までちょうど2週間。のんびりのんびり準備してきたけれど、そろそろ本気を出して取り組まなければ!
とりあえず明日は以下のことをやってしまいます。

=====
・旅行会社へのVISAの提出
・コンタクトレンズの予約
・持っていくものリストアップ
・大家さんと留守中のことに関する打ち合わせ(の準備)
=====

7月はいろいろと環境の変化があって体調(胃!)を崩したり、たくさんの人に心配をかけてしまいましたが、
やっぱりいろいろな人に支えられて、自分の気持ちに素直に、大切な人たちに正直に接してきたら
元気が戻ってきました!お世話になっている家族、お友達、みんな本当にありがとう。
明日から気合いをいれて準備をがんばります◎



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(Tくんが朝ごはんに焼いてくれたパンケーキ。ムーミンに出てきそうなくらい丸い、おいしい。)


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