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ホストファミリーとのケンカ、compromiseについて [studying in Sweden 09 10]

今日はリーダー論の続きを書く予定でしたが、珍しくホストファミリーとケンカ(というより議論かな)をしたのでその話を書きます!発端は私が今日学校で借りてきた自己啓発の本。Loise L.HayさんのYou can heal your life(スウェーデン語:Du kan hela ditt liv)という本です。

具体的で面白かったので放課後カフェで読んだ後、参考になる言葉を紙に書いて手帳に挟もうとしていたところ、「何読んでるの?」とファミリーが聞いたので内容を説明。「書いてあることを試してみようと思うんだ」と意気込んでいた私にマザーが反対してきて、「その内容は正しくないよ」「本に書いてあることだけを信じちゃいけないよ」と言いました。

特に議論になったのは家族に書かれた章の内容で、
私「日本の家族との関係がよくないから、書いてあることを試してよい関係を築きたい。」
マザー「どんな家族でも悩みはあるものよ。悩んでいるのは自分だけだと思わず、強く生きないと。」
私「うん、それは分かるんだけど・・、でも書いてある方法を試してみるのはいいかなと思って。」
マザー「Miaは本や人にに影響されすぎる。もっとポジティブに進まないと。」
私「ポジティブになるために本の内容を参考にしようとしてるんだよ。」

という話で平行線。ファミリーも必死でしたが、私も「この本を読んだこともないのに真っ向から否定するのはおかしい。」と必死で主張。どちらかが意見を曲げることはありませんでしたが、「お互いの考えが異なるんだね」ということで議論は終了しました。

私は普段から争いごとがとても苦手で、日本にいたときから自分の意見を言わずに相手に合わせることが多かったのですが、それはよくないことだなと最近つくづく感じます。そしてそれは自分が主張しないことが「相手」にとってよくないから、と考えていましたが、先日読んだ別の本には「相手にNoということで、自分に対してYesと言おう」と書いていました。「Noと言いたいのにYesと言ってしまっては、自分の本当の気持ちに対してNoと言っている。それは自分自身や自分の考えを大切にしていないことにつながる」という意味です。そうして気持ちを押し殺していると、自分の意見に自信が持てなくなったり、自分の存在が小さくなっていくのではないかなと思います。自分自身を受け入れることが何よりも大切です。

そんな具合で今日は自分の意見をきちんとファミリーに伝えてみました。白熱しましたが、最後はハグ。相手の意見に異論を唱えても、その人の存在を否定するわけでは決してありません。compromaiseへのプロセスについて考えるいい機会になりました。Tack pappa, mamma!
そして私もたしかにホストファミリーが言うように、本や権力のある人に影響されやすいところがあるので、意識して気をつけようと思います。。

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