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誕生日祝いのお礼、自立 [daily diary]

去る土曜日は私の23回目の誕生日で、沖縄のお友達や恩師、大阪に来てからのお友達、家族、ホストファミリーなどいろんな場所のいろんな方からお祝いのメールをいただきました!
一人ひとりの思いが詰まったメールに、一人ひとりへの思いを込めてメールを返せないくらい(←本当はそうするべきですが・・)多くいただいたので、この場でお礼に代えさせていただきます、ありがとうございます!Tack!
さて、そんな多くの方に祝福していただいた誕生日だったのだけど、私の近辺と内面ではいろいろとすったもんだがあった。私のワガママで何人かの人に迷惑をかけてしまい申し訳ないのだけれど、とりあえず、12日から今日にかけ、大切な人たちに大切なことを伝えることはできたと思う。(相談にのってくれたみんなありがとう!)

そしてあまりにも他人への依存心が強い自分から脱却するため、今日早速「自立ノート」を作ってみました!
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(カタチから入るタイプの私。)

自立ノート! ・・・すなわち日記。
ここに自分が決断をしたこと、その決断をした理由、その決断を通して得たい理想の状態などを書き込んで、他人に依存しない自分に近づいていきたい。お別れした人たちと、5ヶ月後に成長した自分で会えるよう、がんばらなければ。
スウェーデンにも持っていこうっと。

胃の痛み、村上春樹の本、占いの脅威 [daily diary]

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先週の半ばあたりから胃がシクシク痛んで、パンシロンを飲んでも睡眠をとっても、大好きなコーヒーをやめても治らなかったので、今日病院に行ってみた。(本当は昨日とても痛くて病院に行きたかったのだけど、日曜でどこも閉まっていた。)

9時頃フラフラ病院に行き、予約をしていなかったので村上春樹の『海辺のカフカ』を読みながら30分待ち、診察をしてもらう。先生は若い女の先生だった。

先生「どんなときに痛みますか?」
私 「悩んでいるときによく痛みます。」
先生「どんな悩みですか?」
私 「えーっと・・・。もうすぐ留学に行くので準備が忙しいのと、それから・・」
とプチカウンセリングを受ける私。先生に話している間に「あぁ、私こんなことで悩んでるんだ」と客観的にみれて、なんとなく気分がスッキリした。カウンセリングのルーツはここか。

「じゃぁちょっと寝てみてください」と言われて横になりお腹を触られながら「ここはどうですか?」「いたた・・」「ここは?」「いたたた・・・」を繰り返し、病名は胃炎。「あまり考えすぎないようにしてくださいね。点滴しましょう!薬も出しますね。」ということで30分点滴をしてもらう。
30分間がもったいないなーと思い『海辺のカフカ』の続きを読んでいたのだけど、村上春樹の本に出てくる人たちは、どこにでもいる普通の人たちなのに、自分の人生をどこか冷めた目で見ている人々なので、私はいつも「あなたの人生もこういうものなんですよ」と言われている気がして読むたびに切なくなってしまう。それで弱気になっている病人には向かないなと思い、あきらめて寝てしまった。
元気になったら続きを読もうっと。

点滴をして幾分スッキリしたけど、胃はまだちょっとシクシク状態。最近、今年の自分の運勢が先月買った「六占星術」(←細木和子がやっているもの)の本の内容にピッタリ当てはまっていて、少し脅威を覚えている私。
その本にも、「今年は胃腸系の病気になりやすいので注意してください。なかなか治りません。」と書いていた。健康以外にもいろいろ当てはまる節があって躍起になって読んでいたのだけど、「これはもしかして、“こうなるんだ・・”という思い込みが引き起こしてしまうのかも?」と思い、さっき思い切って本を処分してみた。人生は自分で切り開くもの・・ですよね。

ちなみに怖いもの見たさで結婚・家庭運を見ると、あんまり恵まれていなかった・・。「なかなか結婚できません」だってー。人生は自分で切り開くものですよね!!

(写真:昨年の夏、スウェーデンに行ったときのもの)

七夕、誕生日、4時起きの父 [daily diary]

4日前の七夕の日、私がずっとアルバイトをしている公共施設では笹を設置した。
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館内外のディスプレイは大体私が担当しているので、この笹も私が用意。(もらったのは施設を利用している育児系NPOのお母さんたちから。)
大人にも子どもと同じくらい夢を持ってもらおうと思って、もらった笹2本のうち一つは大人の短冊用、もう一つは子どもの短冊用にしてみた。
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(「大人の方は右の笹に短冊をつるしてください」、「子どものみんなは左の笹に短冊をつるしてね」)

子ども用の笹の方がずっとたくさんの短冊で埋まるんだろうなー、と思っていたのだけど実際には大人用笹の方がたくさん短冊があってビックリ。夢のある大人が多くてなんだか嬉しい。

大人の願いは切実。
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子どもの願いも切実。
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(苦いもんね。)

ちなみに私が書いた願い事はこちら。
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今年の春から体調が悪くて入退院を繰り返している父。そんな父は、今朝朝4時に「誕生日おめでとう」のメールをくれた。早起きだねお父さん、でも朝4時にメールくれなくても・・・一刻も早く祝いたかったのかな。

ちなみに短冊に書いた「いつもありがとうございます」というのは、ずっと前に読んだ『夢をかなえるゾウ』という啓発本で神様が、「お参りをするとき、人間は私たちに願いごとばっかり言ってくるけど、たまに“いつも見守ってくれてありがとうございます。”とお礼を言いにくる人がいて、そういうときなんだかグッとくる。」と言っていたのを参考に、いつも願い事ばかり言われているおり姫たちに感謝の意を表してみたもの。

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『夢をかなえるゾウ』(水野敬也、飛鳥新社)


Birthdayカード、年不相応 [daily diary]

今週の土曜日(11日)は私の23回目の誕生日。その誕生日を控え、昨日帰ってくると家のポストにスウェーデンからバースディカードが届いていた。

送り主はホストファミリー①の末っ子、ユリア(9歳)。

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(四角い封筒を開けると・・)

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(「誕生日おめでとう、みさき! 素敵な誕生日をすごせますように」のメッセージ)

スウェーデンでは誕生日やクリスマス、イースターといった特別な日にカードを贈り合うのが習慣なので、毎年そうした日が近づくとホストファミリーからカードが送られてくる。カードをもらうたび、「相手が私のことを考えて、時間をとってこれを書いてくれたんだなぁ」と思ってじんわり嬉しくなる。

ちなみにホストファミリー①は私が高校生の時留学していたときに半年間お世話になった家庭で、子どもが3人いる。末っ子のユリアは当時4歳でまだ赤ちゃんのようだったのに今ではもう9歳。スウェーデンの女の子たちはみんなすごく大人っぽいので、昨年夏に遊びに行ったときはすごくお姉ちゃんになっていてびっくりした。(帰国後、旅の写真を見たリーダーは「この子は高校生?」と言っていた。)
ちなみに私はスウェーデンに行くとしょっちゅう「Miaはいま16歳くらい?」と間違えられる。喜ぶべきか悲しむべきか・・

日本の大学の未来 [daily diary]

先日のブログで「日本の大学でもっと専門的な教育をすべき」という意見を述べましたが、今日の朝日新聞(朝刊)に次のような記事が載っていました!

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「職業直結の大学」構想 
中教審、新制度の方針

中央教育審議会(文部科学省の諮問機会)は22日、会議を開き、職業教育に絞った「新しい大学」を創設する方針を打ち出した。教養や研究を重視する今の大学・短大とは別の高等教育機関(新学校種)。実務の知識や経験、資格を持つ教員が職業に直結する教育を担う。実現すれば、高校卒業後の学校制度が大幅に変わることになる。

これまでの議論では、新大学の名称は「専門大学」「職業大学」などが考えられている。報告案によると、新たな教育課程は、実験や実習など仕事に直結する授業に重点を置き、割合として4~5割を例示している。関連する企業での一定期間のインターンシップを義務付け、教育課程の編成でも企業などと連携する。修業年限を2~3年または4年以上を考えている。

中教審での議論は、就職しても早期に仕事をやめる若者が増えていることや、かつてと仕事内容や雇用構造が大きく変わったことから始まった。今後の議論を踏まえて方針が了承されると、文科省が制度設計の作業に入る。設置基準の仕組みができれば、新大学への移行を希望する専修学校(専門課程)などが集まるとみられる。

ただ、現状の専修学校の制度は、私学助成対象とならない代わりに設置基準が緩く、自由な運営や教育ができる。また新大学が、地域の大学や短大などと競合する場合もあり、反発が出る可能性もある。22日の会議でも「現行の大学にも多様性があり、議論は尽くされていない」との反対意見が出た。中教審は今夏をめどに報告をまとめる方針だ。(編集委員・山上浩二郎)

※一部「asahi.com」から引用。
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こういう動きがあったなんて!
ぜひスウェーデンと同じように、大学の入学試験も無くして高校等の成績や、在学中の学力試験で入学をする仕組みも整ってほしいなぁと思います。


私が高校生のころスウェーデンにいたとき、周りの友達(高校3年生)に「卒業したらどうするの?」と聞くと、「すぐ大学に行く」という人はほとんどいなかった。代わりにみんな、
「ちょっとヨーロッパ各地を旅行して回る」(←この意見が一番多かった)
「働いてみる」
「決めていない、卒業してから考える」
という意見ばかりで、「いつか大学に行くかもしれないけど、今じゃない」と言っていた。留学後日本に帰って受験戦争が待っている私にとっては、とても驚きで、とてもうらやましい話だった。
スウェーデンの場合上記に書いたように高校のときの成績や在学中にある学力テストの成績が大学の入学試験の代わりになり、しかもその成績は長期間保存できるので、たいていの人は高校を卒業したあと一旦大学から離れ、仕事や旅行などをしつつ自分のやりたいことを模索することが可能。
もし高校のときの成績が不足していたり、高校のとき勉強していた分野とは違う分野に進みたくなったら国民高等学校というところでそれについて事前に勉強することが可能。(私が夏から環境について勉強しにいくのもこの種類の学校。)
しかも25歳以上だと、4年以上の社会経験が入学試験に加味されます!


日本は高校→大学→就職まで切れ目のない学校生活を送るので、みんな自分がやりたいことについて考えたり、経験したりする時間が全然ないと思う。先述の新聞記事にも書いてあった「若者の離職率も高い」というのも、そうしたことが原因の一つだと思う。

ちなみに大学生になった今、スウェーデンに行くと
スウェーデン人 「Miaは日本の大学で何を勉強しているの?」
私 「開発・環境専攻で、環境問題とか、発展途上国の開発とか勉強してます。」
ス 「へぇ、その勉強をして、卒業後何になれるの?どんな資格があるの?」
私 「えっと、特に何も・・・環境コンサルタントになりたい人は多いけど、実務経験がないと難しいんです。だからとりあえず企業に就職する人が多いです。」
ス 「え・・!じゃぁ日本の大学では何を教えてるの?」
私 「一般教養とか・・」
という会話がよく繰り返される。


今後も“職業大学”の動向に注目です・・・
そして私は卒論を満足いくように書く自信がなかったので代替科目を取るつもりだったのだけど、
スウェーデンと日本の大学教育についての比較をしてみたいなと思っている今日この頃。
構想を温めてみます!

広告と経済と、バカの壁 [daily diary]

最近駅をよく利用するのだけど、駅の中や電車の中に
「車を止めて電車を使おう!」
「ノーマイカーディを!」
というポスターをよく目にする。でもよく考えてみると、電車を利用している人ってもともと車をあんまり使わない人だと思うので、この広告は誰に向かって「電車を使おう」と言っているのかとても疑問。仮に「通勤は電車だけど、休日は車を使う人に、休日も電車を使ってね」と言いたいのだったら、上記のようなバックリした文言じゃなくて、もっとピンポイントに「“休日に”車を使おう」という旨を載せるべきだと思う。

そうではなく、(行政がよくいうような)「できるだけたくさんの人に」対してアピールしたいと思っているだとしたら、
もっと車を使っている人が多い場所に広告を貼るべきだと思うのだけど、
例えば駐車場なんかには絶対貼れないし(お客さんが来なくなるから)、
高速道路のSAなんかにも貼れない。鉄道会社も、広告を貼る場所を所有している人も喜ぶ場所と言えば、路上駐車の多い地域ぐらいかなぁ。

駐車場を毎日使っている人(=一番声を届けたい人)に「ノーマイカー!」の声が届けようとすれば、
駐車場を経営している会社が困る。
だから声の届きやすいところにとりあえず声をかけるけど、
本当にそれが発信者のしたかったことなのか?

そう考えていると、世の中にあるものの多くが「あっちが立てばこっちが立たず」で、
グルグル無駄なレースをしながらお金だけが回っているようで寂しくなってきた。

こうして「とりあえずこれで・・」というネガティブな妥協を繰り返していたら、
自分や自分と同じ時代に生きている人たちはいいかもしれないけれど、
自分の子どもや子どもと同じ将来を生きる人たちに
よい社会もよい地球も残せないなと思います。(大きい話ですが)
でも日本は止まっていたらどんどん置いてけぼりにされるような社会なので、
みんなそんなことを考える心と時間の余裕がないのかも知れない。(勝手な想像ですが)

それとちょっと関連して、この間読んだ『バカの壁 (養老猛司)』という本で、
「人間の脳の中の係数は y=ax」という説を知った。
とても簡単に(私なりの解釈で)説明すると、

y= 自分の行動
a= 自分の認識
X= 外からの情報

で、「人の行動(y)は外からの情報(X)だけでなく、その情報に対する自分の認識(a)で決まる」というもの。

例えば、毛虫が道を歩いていた(X)として、私は毛虫に対してとってもこわいという認識(a)があるので、思わず立ち止まる(y)。
でももし毛虫なんかへっちゃらな私の母がそれを見ても、何とも思わない(a)ので、そのまま通り過ぎる(y)。

同じ毛虫がいる(x)という情報に対して、それぞれが持っている気持ち(a)が違うから、とる行動(y)もそれぞれ変わってくる。
これが「人間の脳の中の係数がy=ax」だという話。


ここで最初の広告の話に戻ると、
もともと車を四六時中つかっていて、エコに関心のない人は
「マイカーを使おう!」というポスターを見て(x)も、
それに対する心の反応(a)が限りなく0に近いから、
行動(y)も0に近くなるんじゃないかということ。
もともと何かに対して心が反応しない人、つまり認識が0に近い人は、
どんなにたくさんxを与えても、yもあんまり大きくならないのだと思う。

(そう考えると、
テレビのバラエティ番組で食べ物に唐辛子をたくさんかけて罰ゲームをしている人たち、もしくはその番組をつくった人たち、とか、「ファミレスのメニューをすべて食べる!」という企画に参加して苦しそうに料理を食べている人たちとか、私はずっと「何で平気でこんなことができるんだろう・・」と思っていたのだけど、
その人たちにとって「食べ物を無駄にすること」(X)に対する気持ち(a)は、0に近いのかもしれない。)

行動してほしい相手のaをどう引き出すか。
難しいけれど、ブレイクスルーはきっとあるだろうし、
本当に何かを変えたいのなら、このことをしっかり考えないといけないんじゃないでしょうか。

ちなみに、おもしろいので考えてみた、自分のy=axのいろいろ。

①ゴ○ブリを見る(x) × とっても恐怖を覚える(- a) = 泣くか、家族に電話する(y)
②-1. 空が青い(x) × なんだか嬉しい(a) = 歌を歌う(y)
②-2. 空が青い(x) × 日焼けするのいやだな・・(a) = 日焼け止めをたくさん塗る(y)
③誰かが話している(x) × その人に興味がない(a) = 聞いているようで聞いていない(y)
④本を読む(x) × とてもよかった(a) = メモする、ブログに書く (y)

みなさんも他人のy=axと比較しながら考えてみてくださいね◎

他人のフリ見て、腹ぺこを治す [daily diary]

私はお腹が減るとご飯のことしか考えられなくなり、集中力が切れて勉強や仕事ができなくなる。それだけならいいのだけど、不機嫌になってあまり話さなくなるので、特に親しい他人(ひと)にはとても迷惑をかけている。(みんな ごめんなさい!)

今日も夕方からアルバイト先の会議があったのだけど、途中からお腹がすいて集中力は半減・・会議が終わった後すぐに同じ建物にあるうどん屋さんにいった。
このうどん屋さんはお金を払う前に注文をして、料理を受け取った後お金を払い、席に着くシステム。すると私の前で注文をして待っているお客さん(若いお母さんと、小さい娘)がいて、店員さんが店の奥からバタバタやってきた。

店員「すみません、おにぎりの具なんですが、“ゆかり”はもう切れてしまっているようで・・」
お母さん「えっ、もうっ!そういうことは先に言いなさいよ!!」

そしてバーンと音を立ててお盆を置いて、女の子に「ゆかりないんだって、まったく!」と言いながら帰ってしまった。私は唖然、店員さんも唖然。

自分のうどんを注文してお金を払い、席について食べながら
「何であぁいう態度とるんだろう。お客さんだからって威張らなくても・・」とモンモンとしながらズルズル食べていた。のだけど、私はすぐそうやって『自分が信じられないと思う行動』を見ると落ち込んだり、怒ったりする悪い癖があるので「はっ、いけないいけない。」と思い、ちょっとその若いお母さんの気持ちになって考える努力をしてみた。
もしかしたらすっごくお腹が減ってて、イライラが極限に達していたのかもしれない。
今日の朝からゆかりのおにぎりが食べたかったのかもしれない。
そう考えると若いお母さんを許せそうな(?)気がしてきたけれど、理由は何であれ店員さんが嫌な気持ちをしただろうことには変わらないので、やっぱり自分の都合で他人に悪く当たるのはよくないよね。
私も気をつけなきゃ・・。寒天でも持ち歩こうかなー。

デジカメに関する自白、幸福な食卓 [daily diary]

ブログの更新がなんとなく途切れ気味の今日この頃。忙しいというのもありますが、(そして気づいている方もいると思いますが、)実は春にスウェーデンに行ったときデジカメを紛失しました(涙)
帰るとき手荷物に入っていなかったので、トランクの中に入っているだろうーと思って帰国したら入ってなくて、泊っていたホテルやホストファミリーにメールをしたけど見つからなかったのです。お母さん、ごめんなさい。(沖縄から持ってきた、母のデジカメだった。)

写真を載せられないとブログもなんとなくさみしいので更新もなおざり。
8月の留学に備えて安価なデジカメを買うため、今予算を調整中です・・

そんな中、昨日アパートの隣の隣の部屋に住むN氏から野菜をたくさんもらい、とても色鮮やかなので嬉しくなって携帯で撮ってみた。
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(いろとりどり。)

私は自分で野菜を育てたことがないので分からないのだけど、今は野菜がたくさん採れる時期らしい。Nさんいつもありがとうございます。さっそく野菜スープにしたら、薄味でも野菜の味がしっかりしてとても美味でした!
私も何か育てようかなー。
毛虫くるかな・・

スウェーデンと日本の違いに関する考察 [daily diary]

「日本と比べるとスウェーデンはいろんな面で幸せに暮らせる」と言い続けている私ですが、根拠がうまく説明できないので勉強を続けていたところ、今日知人と話をしていてハッと気づいたことがあります。

それは知人(Mさん)との会話の中で。
ちなみにMさんも、1年間スウェーデン留学したことがある、少し年上のお友達。
今は日本で働いています。

===
私「Mさんはスウェーデン人の働き方(例えば有給が50日あることなど)も知っているから、
  日本で働いていてその違いにウンザリしたりしませんか?」

Mさん「そうだねー。せめて好きな時に2週間くらい休暇が取れたらいいなと思うけれど。
     でも、代わりの人がいたらいいんだけど、
     今抱えてる仕事は私じゃないと処理できないこともあるし。難しいよね・・

私「(ハッ!)」
===

自分が休暇をとっったら 今自分が抱えている仕事が進まない、代わりにそれをやってくれる人がいない。
それはどういうことかというと、
日本の企業では、社員がOn the Job Trainingで仕事を学び、
経験からくる知識で仕事をこなしてしまっているため、
「仕事を他人と分担する」という考えがないということだと思います。

そして「OJTで仕事を学ぶ」ほとんどの人が、
「大学で勉強した知識を自分の仕事にまったく生かせていない」ということ、
もっと正確に言うと、
「大学では社会で活かせるような知識をまったく教えていない」ということではないでしょうか。

このあいだ読んだ本によると、スウェーデンの大学では学生が「技能を身につけること」を重要視していて、知識を学ぶだけでなく、その知識が現実の社会や職場においてどのように活用するかという「実践的な」視点をとても大事にしているらしい。だから多くの学生たちは、大学を卒業するときには実践的な知識や技能を身につけていて、それを就職してからすぐ活かすことができるらしい。

日本の場合、少なくとも私の知る限りでは、
「学生に実践的な知識を身につけさせよう」と考えている大学や教員は少ないと思う。
(そもそも大学の教員が自分の知識を実践的に活かせていない。)

だから例えば人間科学部で心理学や社会学やその他の学際的な知識を身につけても、
それが直接活かせるような仕事に就く学生はとっても少ない。
それは私の通う外国語学部も同じで、言語や、他国の文化・社会・歴史を学んでも
それを実社会でどのように活かせるのかは4年間のあいだ全く提示されない。
(しつこいようだけど、大学の教員も自らの知識を実社会で活かせていない。)

だから学生は知識や能力のほとんどないままOJTで仕事に慣れるしかない。
大学で学ぶべきはずの「共通の知識」がないから、
周りの人に仕事を任せたり、休暇中に「同じ知識をもった」代わりの人材を配置しておくことができない。

そういうロジックがあるのではないかと思います。

日本はGDPの値は世界トップレベルでも、
一人あたりのGDPを比較するとスウェーデンに劣るそうです。
つまり、人口がたくさんいるから人的資源が多くてお金もたくさん生み出しているけれど、
一人ひとりのお金を生み出す能力は低いということです。
とても非効率的な働き方をしていると思います。

私も「自分は仕事が好きだからいい」「忙しいのが好き」「残業手当をもらえるなら夜まで働いても構わない」という人にも何人か会ったことがあるけれど、もっと仕事以外に費やせる時間を持つことで、できるようになることがたくさんあると思います。
それは、子どもや家族と過ごしたりするプライベートな時間だけでなく、
政治や社会について考えるパブリックな時間も含まれます。
プライベートな時間は個人の自由なので「別に家族と過ごす時間が少なくてもいいです」という人がいてもいいのだけど、
政治や社会について考えるパブリックな時間は、いわば国民の社会的責任だと思います。
朝から晩まで働いて、毎日の少ない可処分時間や休日に、政治や社会のウォッチができるでしょうか。
できる人もいるかもしれないけれど、大抵の人はできないと思います。

経団連の御手洗会長は「一人ひとりがとにかく努力すべき。そしたら経済は良くなり、国に依存することはなくなる。」というような内容のことを言っていますが、それ以前に大学4年間を無駄に過ごさないための学生の育成、人材の育成をするべきじゃないのかなーと思います。
そうでなければ御手洗さんのいう理想の国民は
精神的にとってもタフな人か、
国民の社会的責任について真剣に考えていない人しかいないと思います。


引き続き勉強を続けます!
(異論など受け付けます!)


目標の振り返りと中指の痛み [daily diary]

先月立てた目標の振り返り

*仕事
任された仕事はその場で始める→40点
(やっぱり気の重い仕事は後回しにしてしまいました・・いけない、いけない。)

*プライベート
i-podを使いこなす→0点
(私の持っているのは正確にはi-podシャッフルというもので、 パソコンからシャッフルへの曲の移し方が説明書を読んでもよくわからない・・。まわりにシャッフルを使っている人もいないのでなかなかアドバイスも求められない。もう一回挑戦してみようかな。)

*投資
・スウェーデン語の授業を受ける→100点
(会話の授業の聴講に参加開始しました!)
・1週間に1冊 本を読む→50点
(先月読み終えた本は、『羊をめぐる冒険』村上春樹、『スウェーデンに学ぶ持続可能な社会』小沢徳太郎。
今読んでいるのは『強いニッポン』御手洗冨士夫、『村上春樹、河合隼雄に会いにいく』村上春樹、河合隼雄)
・2回ヨガ教室に通う→100点
(お金がかかるので、今月は1回)

*money
・予算管理をする→100点
(やっと予算管理のコツを習得!マインドマップのおかげ。)

先月の達成率は65%。8割を目指して今月も頑張ります!

ところで先週、右手の中指にできた「ささくれ」が痛かったので爪切りで切ったところ、深く切りすぎて「ちょっと痛いなぁ」と思っていたら、日を追うごとにだんだん痛みが増してきた。箇所が硬く、黒く変色してきたのでバイ菌が入ったのかも。痛みは昨日くらいからひどくなり、触るだけでズキズキ・・。キーボードを打っている今ももちろん、ズキズキ。病院に行った方がいいのかなと思いつつ、お金がかかるのが嫌なので、来週スウェーデン語の授業で大学に行く時に保健管理センター(大学の保健室みたいなところ)で診てもらうつもり。けがをすると、健康の大切さが身にしみますね。

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