SSブログ

「できたこと」も認めること [studying in Sweden 09 10]

今日は朝から夕方まで授業があって、時間割は
1スウェーデン語
2スウェーデン語
3スウェーデン語
4Sustainable Developmentでした。

スウェーデン語が3つもある!という感じだけれど、1、2限はスウェーデン人と受ける普通のスウェーデン語(国語)、3限は移民のためのスウェーデン語。1限は文法の話をしていて、preposition(前置詞)はスウェーデン人にとっても難しい、ということを発見しました。特にpåとin(英語ではonとin)の使い分けははスウェーデン人に聞いても人によって違ったりする。私もこれが一番難しいなーと思っているのだけど、話しながら状況に合わせた覚えるしかないのかな。 

ちなみにスウェーデン語担当の先生が先週から約1か月の休みを取って、代わりの先生がきていたのでどうしたんだろうと思ってお昼休みにクラスメイトに聞いたところ、介護休暇をとっているそう。そんな休暇があるなんて・・・1か月も休めるなんて・・・。制度や待遇についてはクラスメイトも詳しく知らなかったので、明日ホストファミリーに聞いてみようと思います。

3限目のスウェーデン語の時間は、映画を見たあとクラスメートでディスカッション。1950年代にフィンランドから来た移民の子どもたちが、小学校で強制的にスウェーデン語を教えられる内容の映画だった。その学校の授業のシーンを見ているとき、(私たちの)スウェーデン語の先生が「50年代のスウェーデンの学校はこうだったのよ。」と解説していたけれど、私は「いまの日本の学校とそんなに変わらないなぁ」と思って見ていた。(立って国語の本を読まされるところや、授業中みんな静かで先生だけが話しているところなど・・・)

現在のスウェーデンは教師⇔学生の双方向のリスペクトが重視されているけれど、いま現役の先生たちの中にも「自分が子どものころはこうじゃなかった」と、学生の自由な様子に違和感を覚えた人も多かったんじゃないでしょうか。制度の変遷の際には、古い伝統や風習が手放せない人たちをどう巻き込んでいくか、そしてどのように新しい取り組みを受け入れる姿勢をもたせるかは重要なポイントだと思います。これまで「目上」とされてきた人たち(教師、上司など)に意見を言える風通しのよい環境づくりも大切です。

授業の後はヨガのレッスンに行き、帰ってきて犬の散歩をしたり、ホストファミリーとご飯を食べつつ話したりした。この間保健の時間にメンタルヘルスに関する講演があり、「寝る前に今日できたことを5つ書いてみよう!」というアドバイスがあり、「今日はこんなに頑張った!」と思うことが自信につながると言っていたので、自分に自信のない私は早速実践。5つもあるのかしら・・と思っていたのだけど、書いてみると意外とクルクル動いていることが分かりました。昔から手抜きが下手で、小学生のとき「模造紙に新聞記事を書く」という学校の課題がでたとき、思い通りのものができるまで何度も何度も、罰のように10回以上書き直して母に「もうそれでいいんじゃない・・・?」心配されたことがありました。できなかったことだけでなく、できたこともちゃんと認識してあげなければなと思います。自分だけでなく、周りの人に対してもそうでありたいです。

明日は学校を休んで、(高校)留学時代の友達のいる街へ出かけます!

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

心づかい大学の勉強と仕事の相関 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。