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選挙に参加できない・・ [daily diary]

日本が将来に対する不安のない、安心して暮らせる国になってほしいと本当に思っているので、8月末にある選挙は気合いをいれて行こう!と思っていたのだけれど、17日から渡瑞する私。

「期日前投票ができるかなー」と思って調べてみたところ「期日前投票ができるのは、公示日または告示日の翌日から」とあった。そして私の住んでいる市の場合、公示日は8月19日。  ・・・・出発してる!

何か別の道がないものかと思い、さっき市の選挙管理委員会に電話をしてみた。
私 「17日に海外に行くんですけど、期日前投票は無理ですか?」
担当のおじさん 「あぁ、無理ですね・・・」

海外の日本大使館で投票できる「在外投票」という制度もあるらしいけれど、それは海外に3か月住んでいないとできないらしい。まさに制度のはざまに挟まれた状態・・・。
こんなチャンスに国への自分の意思を表明できないなんてー!と思いショックを受けていた私だが、選挙管理委員会のおじさんは私よりもずっとショックを受けていたようで、「本当に申し訳ないです」と何回も謝って、「どうにかなりませんかねー・・」と一生懸命考えて、最終的には「出発日を2日遅らせるのはどうでしょう?」という提案までしていた。


以前、大学でお世話になっているデンマーク語科の先生の講演に行ったとき、
「公的部分の不正・腐敗が少ないといわれる北欧諸国でも、政治を動かしてきたのはそこに積極的に参加してきた国民の不断の努力があったから。」
「だから私は、学生には必ず選挙に行くように言っています。選挙に行かないことは、民主主義の放棄と同じです。」という話を聞き、ハッとさせられた私。「自分が選挙に行ってもどうせ何も変わらない」と思っている人は多いと思いますが、それは政治に対する自分の意思をもっていないのと同じことなのでは?と思うようになった。そうして選挙に行かない人は、国や政策に対する批判をする資格はないと思う。

「選挙に行かない、だから国への文句も言わない」という人も(私の周りにも)いるけれど、それは結構一人よがりな意見だと思う。私たちは少なからず公にお世話にならずには生活できないし、「自分は世話にならない」と思っていても、周りを見渡せばお年寄りや失業者や貧困層や、育児と仕事を両立させたいお母さんたちや育児休暇のとれないお父さんたちなど、困っている人たちはいっぱいいます。「どうしたらこの人たちが生きがいを感じながら、安心して暮らせるのか?」を考えて、国の動きを見守ることはとっても大事なことだと思います。


日々の暮らしに追われてゆっくり選挙のことを考えられない人も多いと思いますが、ぜひ選挙に行って自分と、“自分の周りの人”たちの生活や幸せや課題について考えてみてほしいなーと思います。

投票できないけどマニュフェストの比較でもしてみようかな~


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